2015年6月23日火曜日

投資タイミングと長期運用~メガバンクのメルマガより

若干このブログでシリーズ化しています。
先日、あるメガバンクから3通目のメルマガが届きました。


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先日の私の記事も貼っておきます。
◆ポートフォリオと分散投資~メガバンクのメルマガより
http://whatiwanttotelmyson.blogspot.jp/2015/05/blog-post_19.html


◆デフレとインフレ~メガバンクからのメルマガより
http://whatiwanttotelmyson.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html
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今回は、【投資タイミング】と【長期運用】についてでした。
相変わらずメルマガで送ってきていただける内容は、とても大切なことです。


昨今のようにアメリカや日本やヨーロッパなどの規模による、
国家単位での為替介入があるような時代では、特に重要です。
投資対象の価格は、一瞬で上がったり下がったりが起きる時代です。

2007年から2015年くらいの米ドル・円の為替レートにグラフを見るだけでも、
リーマンショック前後や、東日本大震災前後、日銀による為替介入前後で
とても大きく変動していることが見てとれます。



一般的に、うまく運用して資産を増やすには、
『安く購入』し、『高くなったら売却』することを繰り返すことで、
自由に使えるお金を増やすことができます。

ただ、今が買い時なのか、なかなかタイミングを読むことは難しいです。
そんなときに役に立つ考え方が、今回のメルマガで案内されている
【ドルコスト平均法】になります。

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【ドルコスト平均法】とは・・・
投資する時間を分散するという考え方です。
わかりやすくご説明すると、毎月一定額(例えば1万円など)で、
同じ株式や同じ投資信託を購入し続けるということです。
そうすれば、あとから見直した際に、とても良いタイミングで
(安く)購入できていることもあるでしょうし、若干不利なタイミングで
(少し高く)購入しているときもあります。
トータルで購入金額を一定水準に保つことを目的とした手法になります。
最終的には、そのトータルの購入金額以上で売却することで、
資産を増やすことが可能です。
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また合わせてメルマガ内で紹介されていた【長期運用】についてです。
これは冷静に考えれば当たり前のことです。
例えば、100万円の手元資金があるとします。
それを半年で倍の200万円にする手段を考えてみてください。

思いつきますでしょうか。
思いついたとして、その手段は、それなりにリスクがあったりしませんか?


では100万円を30年かけて、倍の200万円にする手段を考えてみてください。

いくつかの手段が思いつきませんか。
またその手段のいくつかを実践したら、200万円に増やすことも
結構簡単そうな気がしてきませんでしょうか。


というように・・・運用するには、単純に時間を味方につけて、
できる限り長期で運用することで安全性が高まります。
とても極端な例ですが、時間が無制限に使えるのであれば、
超低金利ですが銀行の預貯金でも、100万円を200万円に増やすことも
不可能ではないのです。



ここまでのメルマガを読んでいて、銀行さんの要望が見えてきます。

『NISA』口座を開設いただき『投資信託』を購入していただきたいようです。
たしかに通常は利益が出たタイミングで、税金の支払いが発生しますが、
『NISA』口座を活用すると、税金の支払いを将来に先送りできる為、
その税金分を余分に運用に回すことができます。

ただ、購入した『投資信託』が値上がることが前提になってきます。
アベノミクスの影響で上昇していた頃であれば、
購入した方が良かったと思いますが・・・
現在のどっちつかずでハッキリしない状況では、なかなか判断が難しい気がします。





結局、このような資産運用は、どの手段を選択し、
どのタイミングで購入し、どのタイミングで売却するのか、
全て自己責任となるので(当たり前のことですね)、

息子には、【自分で責任がとれる範囲で行うこと】など、
生きていく上で最低限必要なことをきちんと教育していきたいと思います。
まだまだ生後数か月ですが、我が子の将来が楽しみで仕方ありません・・・笑

2015年6月7日日曜日

他者への思いやり

社会人の最初に働かせていただいた会社で、とても大切にされており、
よく上司から言われていた言葉があります。

それは・・・ 『顧客志向』 ・・・です。



昨今では『お客様の為に』とか『Take &Give』とか『与えれば与えられん』など
様々な言葉で、同じような意味を伝えようとしている気がします。



自分で事業を行うようになり、『顧客志向』ということの大切さを、
私自身とても実感しました。





『顧客志向』という言葉を、とても平易に解釈すると、
それは『他者への思いやり』になるのではないでしょうか。

そのように理解すると・・・
この考え方はビジネスだけでなく、日常の生活における
友人間・夫婦間・親子間・恋人間などでも、とても大切なものとなります。

例えば無人島にでも、一人で移り住まない限り、
他者との接点は、日常生活の中で必ず発生します。



つまり、思いやりを持って、接することで

 ・相手が何を望んでいるのか
 ・相手が何を考えているのか
 ・何をすれば、喜んでもらえるのか

ということがわかってきます。



ビジネスにおいては

 ・何をすれば、こちらの主張に納得してもらえるか
 ・何をすれば、こちらの提案を認めてもらえるか

ということも見えてきます。




ということを・・・
営業電話をきっかけに、改めて考えた休日の午後でした。
『顧客志向』視点がなく、企業視点でのサービスと提案に
若干イラッとしてしまいました^^;;




お互いに良い関係を築いていく上で、『思いやり』は
とても大事なのではないかと実体験から感じているミスターです。