2015年、息子が誕生しました。幸せに生きていく上で最低限必要だと思う『お金の知識』を軸に、人として大切にして欲しいことなど、ブログに綴っていけたらと思っています
2015年8月5日水曜日
日本人のホスピタリティの低さにがっかり
先日、次の仕事のアポイントに向けて足早に歩いているときの出来事です。
私、道を聞かれたり、宗教の勧誘にあったり、商品の路上販売の営業されたり、真面目な表情で足早に移動しているときでさえ、声をかけられることが結構あります。
今回も始まりは同様で、海外からの旅行者に英語で話しかけられることから始まりました。
(突然英語で話かけられたので、きちんと英語で返事をすることができなかった自分の英語力の低下に愕然としつつ)幸いにも、相手の伝えようとしていることは理解できました。
そのときの相手は男性11名のグループで、そのうち2人しかきちんと英語ができず、大きなタクシー1台で予約してあるホテルまで移動したいという要望でした。
幸いにも駅の近くで、中型や小型のタクシーはたくさんいたので、(個人営業ではなく会社に所属している)数台の運転手さんに事情をお話して『御社にある大きいタクシーを手配して欲しい』とお願いしました。
しかし、誰もとりあってくれず・・・一番きちんと対応いただいた方に『宿泊先のホテルに電話したらどうか』というものでした。
宿泊先のホテルに電話してみると・・・自分たちでは準備していないので『提携先のタクシー会社に電話して欲しい』というものでした。
提携先のタクシー会社に電話すると・・・『全て予約で埋まっているので手配できない』というものでした。
どこも何も努力してくれなかったので・・・きちんとホテルに到着できれば良いだろうと思い直して、私が近くのタクシーを捕まえて、11名を5台のタクシーに乗せて、宿泊先のホテルまで送っていただけるよう運転手にお願いしました。
それでも、乗客が海外の方で日本語もわからないという点に、とても嫌な顔をされる運転手もいて、とても悲しい気持ちになりました。超ど田舎のタクシー運転手ならまだしもですが、私が生活しているのは都会です。日頃からある程度の観光客と接しているだろう地域の運転手のホスピタリティやサービスのクオリティがこの程度だと思うとガッカリです。
私自身、大学生の頃に海外をバックパッカーとして旅してきたので、結構現地の方に助けられたり(たまに騙されたり)してきたので、言語の異なる異国の地で困っている方々の気持ちが少しはわかります。そしてそのようなときに助けていただける、ありがたみも同時に知っています。
『おもてなし』や『ホスピタリティ』が特徴のはずの日本で、このような状況があることがとても悲しいです。
我が子や自分自身の周囲の方々には、このようなことがないように・・・私が伝えられる範囲の方には『おもてなし』や『ホスピタリティ』を伝えていき、少しでも日本人だけでなく旅行者も生活しやすい社会になればいいなぁと思います。
こんなだから、タクシー運転手は嫌いです。